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自社は生成AIの英語の回答に出てくるか — 30分でできるセルフチェック

BtoBの買い手の94%が、購買の過程で生成AIを使っています(6sense、2025年)。海外の意思決定者は、候補の会社を探すときにChatGPTやGemini、Claude、Perplexityにも英語で質問します。そこで名前が挙がらない会社は、英語サイトがあっても、比較の候補に入りにくくなります。

自社がいま生成AIの回答に出てくるかどうかは、特別な道具がなくても、ご自身で確かめられます。この記事では、そのための手順を、準備・3つの質問・見るところ・結果の読み方の順にまとめます。

準備:4つの生成AIと、英語で質問すること

  • 使う生成AI:ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexityの4つ。海外の買い手が使う代表的なものです。無料版で構いません。
  • 英語で質問する:海外の意思決定者は英語で質問します。日本語で聞くと、日本語の情報をもとにした回答になり、海外での扱われ方とは違う結果になります。
  • 新しい会話で聞く:それまでの会話の内容や、自社について話した履歴が回答に影響することがあります。質問ごとに新しい会話を開いてください。
  • 記録を残す:回答の画面を保存しておくと、あとで見比べたり、社内で共有したりできます。

3つの型の質問

次の3つの型で、それぞれ1問ずつ質問します。例は、架空の精密部品メーカーの場合です。[ ]の中を、自社の製品や条件に置き換えてください。

型1:製品の種類で探す

買い手が、まだ候補の会社を知らない段階でする質問です。

英語で入力する質問の例

Which companies in Japan manufacture [precision machined aluminum parts]?

([精密なアルミ切削部品]を製造している日本の会社はどこですか)

型2:条件をつけて探す

買い手が、用途や必要な条件を決めたうえでする質問です。

英語で入力する質問の例

I'm looking for a supplier of [vacuum chamber components] for [semiconductor equipment] with [ISO 9001 certification]. Which companies should I consider?

([半導体製造装置]向けの[真空チャンバー部品]で、[ISO 9001を取得している]仕入れ先を探しています。どの会社を検討すべきですか)

型3:社名で聞く

買い手が候補を見つけたあと、その会社を確かめるときの質問です。

英語で入力する質問の例

What does [Example Precision Co., Ltd.] do, and what are its main products?

([自社名]は何をしている会社で、主な製品は何ですか)

型1・型2は「見つけてもらえるか」、型3は「正しく知られているか」を確かめる質問です。

回答で見る3つのところ

  1. 自社の名前が出たか:型1・型2の回答に、自社が挙がっているか。型3では、事業内容や製品の説明が正しいか、古い情報や別の会社の情報が混ざっていないか。
  2. 競合の名前が出たか:自社の代わりに、どの会社が挙がっているか。普段競っている相手か、知らない会社か。
  3. どのページが引用されたか:回答の根拠として、参照したページ(出典)が示されることがあります。Perplexityはほぼ毎回、ChatGPT・Gemini・ClaudeもWebを調べて答えたときに表示します。自社の英語サイトが出典に入っているか、入っているならどのページかを見ます。

結果の読み方(3段階)

結果いまの状態
A. 自社も競合も出ないその質問に対して、生成AIがまだ特定の会社を挙げていない状態です。質問の言葉が、買い手の実際の言葉とずれている可能性もあります。先に手を打てば、最初に名前が挙がる会社になれる余地があります。
B. 競合だけが出るいちばん注意が必要な状態です。買い手が生成AIに聞いたとき、比較の候補に競合が入り、自社は入っていません。生成AIが、自社の英語の情報を回答の材料として使えていない可能性があります。
C. 自社が出るよい状態です。そのうえで、説明が正しいか、出典が自社の英語サイトか(第三者のページや日本語のページではないか)、何度聞いても出てくるかを確かめてください。

型3(社名で聞く)で、事業内容が間違っている、または「情報が見つからない」と答えられた場合は、結果に関わらず注意が必要です。見つけてもらえても、確かめた段階で候補から外れてしまうおそれがあります。

1回の結果で判断しない

生成AIは、同じ質問をしても、そのたびに違う回答を返すことがあります。1回聞いて自社が出た、出なかった、というだけでは、状態を判断できません。日を変えて何度か同じ質問をし、結果が安定しているかを見てください。

また、3つの質問で分かるのは、ごく一部の状況です。海外の意思決定者がする質問は、市場や立場によってさまざまで、質問の言葉が少し違うだけで、挙がる会社が変わることもあります。

セルフチェックで分かること、分からないこと

このセルフチェックで分かるのは、いま問題がありそうかどうかまでです。

一方で、次のことは、自分で数回質問するだけでは分かりません。

  • なぜ自社が出てこないのか(原因が言葉か、技術面か、サイトの外での情報か)
  • 何から直すと効果が大きいのか
  • 買い手が実際にする多くの質問で、自社と競合がどう扱われているか
  • 検索エンジンで、英語サイトが正しく見つかる状態になっているか

GlobalBoxの英語SEO・GEO診断では、これらを検索データと主要な生成AIの実際の回答で確かめ、どこから手をつけるべきかをレポートにまとめます。

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